JALカードを選ぶまで

JALカードを発行する際に考慮した要素についての備忘録。
個人的なものなので、誰の役にもたたないと思います。

※法人カード・CLUB EST・naviは、候補として除外しています。


要求要素

要求する搭載機能は、優先度の高い順に以下の4要素です。

  • JGCへの入会
  • JMB WAONとの連携
  • コンシェルジュデスクの利用
  • 交通系電子マネーとの連携

カードの抽出

要求要素を充たす1枚を見つけるため、カードを絞り込んでいきます。

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JGCへ入会可能であること

ここでは普通カードを除外します。残るカードは以下の通り。

種別 発行 決済ブランド 提携先
プラチナ MUN MUFG AMEX NONE
プラチナ JCB JCB NONE
CLUB-A GOLD Diners Diners NONE
CLUB-A GOLD MUN MUFG AMEX NONE
CLUB-A GOLD MUN DC mastercard NONE / TOKYU POINT ClubQ
CLUB-A GOLD MUN DC VISA NONE / TOKYU POINT ClubQ
CLUB-A GOLD JCB JCB NONE / OPクレジット / VIEW Suica
CLUB-A MUN DC mastecard NONE / TOKYU POINT ClubQ
CLUB-A MUN DC VISA NONE / TOKYU POINT ClubQ
CLUB-A JCB JCB NONE / OPクレジット / VIEW Suica

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JMB WAONとの連携機能

次に、JMB WAONと連携できないカードを除外します。
対象はDinersが発行するカードとMUNの発行するAMEX、及びOPクレジット・VIEW Suicaが提携先のカードです。これらを除外すると、以下のカードが残ります。

種別 発行 決済ブランド 提携先
プラチナ JCB JCB NONE
CLUB-A GOLD MUN DC mastercard NONE / TOKYU POINT ClubQ
CLUB-A GOLD MUN DC VISA NONE / TOKYU POINT ClubQ
CLUB-A GOLD JCB JCB NONE
CLUB-A MUN DC mastecard NONE / TOKYU POINT ClubQ
CLUB-A MUN DC VISA NONE / TOKYU POINT ClubQ
CLUB-A JCB JCB NONE

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コンシェルジュデスクの利用、及び交通系電子マネーとの連携

残るカードに、このふたつの要素を同時に充足するカードはありません😇
JCBプラチナはコンシェルジュデスク、提携先が東急一味のDC(M/V)ではPASMOが、それぞれ利用可能です。ここでは、どちらかの機能が載ったカードを暫定的に残します。

種別 発行 決済ブランド 提携先
プラチナ JCB JCB NONE
CLUB-A GOLD MUN DC mastercard TOKYU POINT ClubQ
CLUB-A GOLD MUN DC VISA TOKYU POINT ClubQ
CLUB-A MUN DC mastecard TOKYU POINT ClubQ
CLUB-A MUN DC VISA TOKYU POINT ClubQ

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他のカードとの組み合わせ

要求要素を充足するため、他カードとの組み合わせについて考えます。

  • JAL・JCBカードプラチナ

JALカード側をJCBプラチナとする場合、併せて持つカードにはビックカメラSuicaカードが良いように思います。変なカードフェイスですが、持ち歩くわけでもないので問題ありません。定期券機能が個人的に必要ないことや、カードの年会費等のコストからも妥当と考えます。
また、モバイルPASMOの機能がSuicaのそれに劣後している印象があることも、ビューカードを選択する要因のひとつです。
ペンギンさんは別に好きでも嫌いでもありません🐧

  • JALカード TOKYU POINT ClubQ (DC M/V)

JALカードのCLUB-Aに、コンシェルジュデスクを使える他社発行カードを併せて持ちます。
この組み合わせの場合、JALカード側でCLUB-A GOLDを選択する理由はありません。CLUB-AとCLUB-A GOLDのベネフィット差分は、コンシェルジュデスクを利用可能な他社発行カードで埋めることが可能と考えられるからです。
そもそも、JALカードには種別を要因としたベネフィット差分が年会費の差ほどには無いように見えます。なぜなら、ほとんどの差分は発行会社が提供するサービス次第だからです。


雑感と結論

コンシェルジュデスクを利用できるカードについてGoogleしてみたところ、コスパが優れているという印象をJCBプラチナに持ちました。コンシェルジュデスクそのものの評価も悪くないようです。ただ、プラチナとTHE CLASSのベネフィット差分については利用したいものがほぼ存在せず、プロパーとしてJCBを発行する理由は個人的に薄いように思いました。よって、CLUB-A(DC M/V)とJCB OS プラチナの2枚持ちも積極的に選択する理由がありません。

DCカードのWebシステムに関して良い噂をほとんど見かけなかったこと、年会費的に「JAL・JCBカードプラチナ+ビックカメラSuicaカード」<「CLUB A(DC M/V)+JCB OS プラチナ」であることも併せて考慮した結果、発行する組み合わせとしては前者を選択しました。

また、JAL・JCBカードプラチナの年会費からJGCの維持費等(CLUB-Aカードやショッピングマイル・プレミアムの年会費)を差し引いた額である19,800円をJCBのコンシェルジュデスク利用料だと考えれば、納得できない水準の年会費でもない…ような気がしなくもないです。

JALカードはいろいろな種類がありすぎて、選ぶのがめんどくさかったです…。